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海外FXロット計算|損切り幅と許容損失額から取引数量を決める

ロット数は「証拠金で建てられる最大量」ではなく、「損切りになったとき失ってよい金額」から逆算します。残高または有効証拠金、許容損失、損切り位置、1ロット当たりのpip・tick価値を入力し、手数料と滑りの余裕を差し引いて、注文可能な刻みへ切り下げます。

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許容損失額と損切り幅からロット数を計算する画面
資料更新日: 2026年7月1日 / 出典のない数値と独自未測定の項目は断定しません
損失予算基準資金×許容率
値幅注文価格から損切りまで
1ロット損失値幅×pip・tick価値
発注量計算値を刻みへ切り下げ
01

最初に1回の損失予算を金額で決める

計算の基準を口座残高にするか、有効証拠金にするかを先に決めます。複数の含み損がある状態では、残高より有効証拠金を使う方が現在の余力を反映できます。たとえば基準資金50万円、1回の許容損失を1%とする仮定なら損失予算は5,000円です。この率は推奨値ではなく、自分で決める入力値です。

同時に複数の注文を出す場合は、1件ずつ5,000円を割り当てるのではなく、同時に損切りへ達した場合の合計を確認します。円相場に同じ方向で反応する通貨ペアなど、相関の高い建玉は別々に見えても同時損失になり得ます。既存ポジションの残余リスクを全体予算から引いてから、新規注文へ配分します。

  • 基準を残高か有効証拠金か決める
  • 許容率と金額
  • 既存建玉の残余リスク
  • 同時注文の合計損失
  • 相関の高い建玉
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pipsではなく口座通貨で1ロットの損失を出す

FXでは「損切り幅(pips)×1ロットのpip価値」で、1ロットを損切りしたときの金額を出します。契約サイズ10万通貨のUSD/JPYなら、1pipを0.01円とする場合、1ロットのpip価値は1,000円です。0.10ロットなら100円ですが、MicroやCentなど契約サイズが異なる口座には同じ値を流用できません。

口座通貨と決済通貨が異なる通貨ペアでは、計算時の為替レートで口座通貨へ換算します。金や株価指数CFDは「pips」という呼び方を無理に当てはめず、銘柄仕様のtick sizeとtick valueを使って「価格差÷tick size×1ロットのtick value」とします。値が見つからない場合は、公式計算ツールまたはデモ口座の注文確認値と照合します。

  • 契約サイズ
  • pipまたはtickの定義
  • 1ロットのpip・tick価値
  • 口座通貨への換算
  • 銘柄仕様の表示値
取引プラットフォームの銘柄仕様でtick価値と契約サイズを確認する画面
FX以外の銘柄はtick sizeとtick valueを使い、名称だけで単位を推測しません。
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手数料を加え、注文刻みへ切り下げる

基本式は「ロット数=許容損失額÷(損切り幅×1ロットのpip価値+1ロット当たり往復手数料)」です。仮に許容損失1万円、損切り50pips、pip価値1,000円、往復手数料700円という入力なら、1万円÷5万700円=約0.197ロットです。注文刻みが0.01なら0.19ロットへ切り下げ、想定損失は手数料込み9,633円です。

四捨五入で0.20ロットにすると想定損失が1万140円となり、予算を超えます。さらにスプレッド、滑り、窓開けを損失予算内に収めたい場合は、先に余裕額を引いてから計算します。損切り幅を狭めてロットを増やす場合も、チャート上の無効化水準より内側へ損切りを動かして数字だけ合わせないようにします。

  • 往復手数料
  • スプレッドの扱い
  • スリッページの余裕
  • 最小ロットと注文刻み
  • 常に予算内へ切り下げ
手数料を含めたロット計算結果を注文刻みへ切り下げる表
計算値を注文刻みへ合わせるときは、許容損失を超えない方向へ切り下げます。
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発注前に価格・数量・証拠金を三点照合する

計算後は、注文方向に合った現在価格、損切り価格、ロット数を発注画面へ入れ、価格差が想定したpips・tick数と一致するか確認します。桁数の違いで「points」と「pips」を取り違えると10倍ずれる場合があります。指値注文では予定価格から損切りまでの距離を使い、現在価格からの距離を使いません。

最後に必要証拠金と余剰証拠金を確認します。ロット計算が損失予算内でも、他の建玉を含む証拠金維持率が低ければ新規注文を見送る分岐が必要です。計算値、参照レート、銘柄仕様の確認時刻を残し、条件が変わったら古い結果をそのまま再利用しません。

  • 売買方向と参照価格
  • 損切り価格までの実距離
  • pointsとpipsの区別
  • 必要証拠金と余剰証拠金
  • 計算時刻と仕様の保存
入力して概算

許容損失からロット数を逆算する

口座残高、1回に許容する損失率、損切り幅、1ロットの1pip価値を入れます。

今回の許容損失額1,000円
概算ロット数0.05 lot

概算です。1pip価値、契約サイズ、口座通貨は銘柄と業者で変わります。注文前に取引ツールの銘柄仕様で確認してください。

確認メモ

ロット計算が分岐する5つのケース

通貨ペアだけでなく、クロス通貨、金、株価指数、契約サイズの小さい口座で計算がどう分岐するかを整理しています。

判断ケース入力前に確認する値計算の分岐関連
円建て口座のUSD/JPY契約サイズ、1pipの桁、損切り幅決済通貨が円なら契約サイズからpip価値を計算海外FXの口座タイプ
円建て口座のEUR/USDUSD建てpip価値、USD/JPY換算レート決済通貨USDから円へ換算してからロットを算出海外FXのレバレッジ
EUR/GBPなどのクロス決済通貨と口座通貨の換算ペア換算方向を確認し、計算時レートを保存海外FX証拠金計算
金・株価指数CFDtick size、tick value、契約サイズpipsの固定観念を使わずtick単位で算出リスク説明
Micro・Cent等の口座口座固有の1ロット単位と最小刻み標準契約のpip価値を流用せず再計算海外FXの口座タイプ
業者別の資料ページを開く
各社の公式資料

主要5社の条件を個別に読む

計算結果を注文へ移す前に、各社プラットフォームの銘柄仕様で契約サイズ、tick size、tick value、最小ロット、注文刻みを確認してください。

一次資料

この記事で確認した資料

リンク先の規約・仕様が更新される場合があります。申込みや注文の直前にも原文を開いてください。

  1. MetaTrader 5 Market Watch Help銘柄仕様、契約サイズ、tick関連値をプラットフォームで確認する手順。
  2. XMTrading オールインワンFX計算ツール口座タイプ、銘柄、ロットに応じたpip価値と必要証拠金を照合する公式ツール。
  3. HFM Risk Percentage Calculator残高、許容率、注文・損切り価格からロットを算出する公式計算ツール。
  4. HFM Pip Value Calculator口座通貨、銘柄、数量からpip・tick価値を確認する公式ツール。
  5. FXGT 口座タイプ口座ごとの契約サイズ、最小・最大ロット、注文条件を確認する公式ページ。
  6. IS6FX 口座タイプ口座・プラットフォーム別の注文単位と最小取引量を確認する公式ページ。
申込み前の疑問

よくある質問

ロット数は口座残高の何%にすればよいですか?

一律の適正値はありません。自分が1回で許容できる損失額を決め、損切り幅とpip・tick価値から逆算します。率だけでなく円額でも確認してください。

損切りを置かない場合も計算できますか?

損失上限となる価格差がないため、この方法ではロットを決められません。口座全額を失うまでの距離を便宜上使う計算は、通常のリスク管理にはなりません。

スプレッドは損切り幅へ含めますか?

チャート価格と実際に決済される売買価格の違いを確認し、必要なら費用または価格差として含めます。二重計上しないよう、計算方法を固定してください。

計算結果が最小ロットを下回ったらどうしますか?

最小ロットへ切り上げると許容損失を超えるため、その口座では注文を見送る、損失予算を変えず契約サイズの小さい口座を検討する、といった分岐になります。

両建てならロットを相殺して計算してよいですか?

損失リスクと証拠金の扱いは別です。片側決済やギャップを考え、各建玉の損切り時損失と業者のヘッジ証拠金ルールを確認します。

取引前の注意

契約前に、公的資料と利用規約を読む

海外FXは高いレバレッジによって損失が大きくなる可能性があります。日本で登録を受けていない海外所在業者との取引では、国内登録業者と同じ保護が及ばない場合があります。